ぎっくり腰で動けない…救急車を呼ぶべき?一人で困ったときは民間救急車がおすすめ

民間救急・介護タクシー

ぎっくり腰は命に関わる緊急性の高い症状ではないため、救急車の活用はあまり好ましくありません。
しかし、一人暮らしの場合など、ぎっくり腰で動けなくなったら、救急車を呼ぶ以外の手段がないということも考えられるでしょう。
この記事では、ぎっくり腰で救急車を呼ぶべきなのか、一人で困ったときに活躍する民間救急車について紹介します。

ぎっくり腰で消防救急車を呼ぶべきケース

ぎっくり腰は命に関わる緊急性の高い症状ではなく、救急要請の対象ではありません。

しかし、以下のような場合など、患者の状態や症状によっては、救急車を呼んだほうが良いケースもあります。

65歳以上の高齢者で痛みが強い、動けない場合

65歳以上の高齢者で、腰に強い痛みがあって動けない場合、ぎっくり腰ではなく、圧迫骨折の可能性があります。

圧迫骨折は上下からの圧力が加わることで生じる骨折で、ぎっくり腰と紛らわしい症状です。

65歳以上の高齢者は骨そしょう症であることが多く、寝返りをうったり、立ち上がったりするだけでも圧迫骨折になることがあります。

激痛を伴い、一人で動けない場合は、救急車を呼んで対応しましょう。

妊娠中の女性で痛みが強い、動けない場合

妊娠中の女性の場合、お腹の中の赤ちゃんが成長するにつれて腰に負担がかかりやすく、ぎっくり腰になる人は多いです。

しばらく安静にして痛みが治まるのであれば、自分で医療機関を受診して問題ありませんが、妊娠中の女性は薬の服用が難しいので、痛みがなかなか引かないこともあります。

また、痛みがどんどん増して動けなくなったり、発熱したり、冷や汗が出たりする場合は、ぎっくり腰だけが原因でない可能性もあります。

妊娠中の女性は体調が急変しやすいため、動けない場合は救急車を呼んで、医療機関に搬送してもらうほうが良いでしょう。

血尿または排尿時に強い痛みがある場合

腰痛と合わせて、血尿または排尿時に強い痛みを伴う場合は、単なるぎっくり腰ではなく、内臓疾患の可能性があります。

動けないほどの痛みを感じるほか、高熱があったり呼吸状態が良くない場合も、救急車による救急搬送が必要です。

ぎっくり腰だけなら消防救急車を呼ぶのは控えるべき

近年、緊急性の低い患者の救急車利用が増えており、救急車で搬送された人の半数以上が入院の必要がない軽症だと言われています。

救急車の台数や救急隊員の人数には限りがあるため、軽症患者による救急要請が増えると生命に危険のある重症患者への対応が遅れてしまい、助かる命を助けられないという事態を引き起こしてしまいます。

ぎっくり腰の痛みは非常に強いですが、緊急性は乏しい症状です。

鎮痛剤を使ったり、患部を冷却したりすれば、次第に痛みは少なくなり、回復することも多いでしょう。

実際に、救急車を呼んで医療機関に搬送された場合も、ぎっくり腰だけの状態であれば入院の必要性はなく、鎮痛剤を処方してもらうだけで自宅に帰されるケースも散見されます。

救急車を適切に利用するためにも、ぎっくり腰のみであれば、消防救急車を呼ぶのは控えるという判断も必要になるでしょう。

ぎっくり腰の痛みがひどい、動けないときは民間救急車を呼ぼう

ぎっくり腰で救急車を呼ぶのは控えるべきと分かっていても、一人暮らしで動けなくなってしまったり、痛みがひどくて我慢できない場合など、今すぐ救急車を呼びたいというケースもあるでしょう。

そんなときは、緊急性に関わらず気軽に利用できる、民間救急車の活用がおすすめです。

民間救急車とは、緊急性のない患者を医療機関に搬送してくれる民間の搬送事業者です。

有料サービスなので、運賃や介助料金、機材のレンタル料金などを必要としますが、安価な金額から利用できる事業者も多くあります。

民間救急車であれば、通常のタクシーでは難しい車の乗り降りや、駐車場から病院内への移動もすべて介助してもらえるため、ぎっくり腰のときも安心です。車椅子やストレッチャーのまま移動することもできるため、歩けないときもスムーズに通院が可能です。

ぎっくり腰になって痛みがひどく、動けないときは、ぜひ民間救急車の活用を検討してみてください。

ぎっくり腰は繰り返すことも!民間救急車の予約サイトに会員登録しておこう

消防救急車は命の危険性がある重症患者を搬送するべき医療資源であるため、緊急性の乏しいぎっくり腰だけの症状の場合、簡単に利用して良いものではありません。

適切な消防救急車の利用をするためにも、ぎっくり腰のときは民間救急車を利用しましょう。

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ぎっくり腰は一度なってしまうと、癖がついて繰り返し起こることがあります。

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