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開業までの流れ
Flow
介護タクシーとして開業するには約6ヶ月〜8ヶ月程度かかります。 開業するまでの流れを確認しておきましょう。開業する際は、エマジェンが開業までサポート致します。
1資⾦の確認(資⾦要件の定義)
介護タクシーとして開業するためには事業開始に要する資⾦「所⽤運転資⾦」の合計50%以上、「事業開始当初資⾦」の100%以上が必要です。⽬安としては200万円〜400万円程度の資⾦が必要です。
⾜りない場合は「補助⾦」や「⾦融機関からの借⼊」等を利⽤するなど、資⾦調達の必要があります。資⾦がないと開業もできませんのでしっかりと⽤意しましょう。
2普通⼆種免許の取得
介護タクシーは⼀般の”タクシー”と同様に旅客(乗客)を輸送する為、「第⼆種免許」の取得が必須です。 取得費⽤は25万円〜です。教習所によっては合宿で安く早く取得する事ができます。
必要な⽇数は教習所によって異なりますが、10⽇〜1ヶ⽉程度で取得できます。
3介護職員初任者研修の取得
介護職員初任者研修の学習期間は1〜4か⽉程度。受講費は7万円〜10万円です。
介護タクシー事業では介護の需要が⾼くなっていますので必須の資格です。
4営業所⾞庫の準備(設備要件)
使⽤期限が3年以上ある営業所があり、休憩・仮眠室があることが必要です。営業所は⾃宅を利⽤することも可能です。
⾞庫、駐⾞場は”原則として”営業所に併設し、併設できない場合は直径2km以内に設置します。
個⼈で開業する場合は個⼈タクシーと同じ扱いなので、⾃宅を事業所や仮眠所として登録します。
5営業許可の申請
管轄運輸局(運輸⽀局)に「⼀般旅客⾃動⾞運送事業経営許可申請」と「運賃認可申請」などを⾏います。
6営業許可を取得
法令試験に合格し、運輸局から「⼀般乗⽤旅客⾃動⾞運送事業(福祉輸送事業限定)」の経営許可を取得すると介護タクシーを開業できます。 営業許可の申請書類の準備・提出から営業許可の取得まで約4ヶ⽉かかります。
申請する運輸局によっては条件付きで法令試験が免除になっている場合がありますので、詳細は申請する運輸局に確認が必要です。
2022年9⽉現在では関東運輸局管内は法令試験が免除されております。
7⾞両準備、登録
⾞両に関しては購⼊する⾞の⼤きさ(⾞種)や新⾞/中古⾞で購⼊額は違います。
中古⾞でスロープ付きのワンボックスタイプの場合、150万円〜が⽬安です。
タクシーメーター(料⾦メーター)は⾞両の購⼊と同時に取り付けましょう。タクシーメーター本体の価格はおおよそ7万円〜です。
取り付け費⽤は10〜15万円です。
タクシーメーター取り付け後、各運輸⽀局で⾞両の登録を⾏います。
8運賃料⾦の認可取得
自動認可運賃表を参考に認可申請を行います。
認可取得までに約1ヶ月程度が必要です。
申請方法は都道府県や地域によって異なります。
9訪問介護事業所の指定申請する
介護タクシーを開業するには、介護保険法に基づく「訪問介護事業」の指定が必要です。
申請要件や申請⽅法は各都道府県・⾃治体によって異なります。
10⺠間救急に申請を出す
⺠間救急を開業される⽅は、「介護タクシー」として認定を受けた後、地域を管轄する消防署に対し、「⺠間救急」の認定申請を⾏い、「患者等搬送乗務員基礎講習」を受講、修了し認定を受けます。
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